私達、ミニバスケットボール部のクラブ生達は、

B&G(ブルーシー・アンド・グリーンランド財団)の体育館で

バスケの練習をしていました。

 

そして、B&Gの敷地内には、野球場、温水プール、テニスコートなど

様々なスポーツ施設があり、体育館のすぐ隣には小さな公園がありました。

 

私は、バスケの練習が始まるまで、よく親友の明美ちゃんと

公園のブランコやシーソーで遊んでいる事が多かったです。

 

そして、私が鉄棒で逆上がりの練習をしている時に、

急に明美ちゃんの姿が見えなくなった事がありました。

 

「明美ちゃん、どこ行ったの~?」

 

周辺を探していたところ、上の方から声がしました。

 

「めぐみちゃん、悔しかったらここまでおいで~」

 

見上げると、アスレチック遊具の上に

誇らしげに仁王立ちした明美ちゃんがいたのです。

 

バスケ少女003

イラスト by 浅葱



「もうっ、明美ちゃんたら、心配するじゃない」

 

すぐさま、私もアスレチック遊具の上に登ろうとしましたが、

コーチが来たので、私達は遊ぶのを止めて、

体育館の中へと入っていくのでした。