90年ごろ、私は中学校のバスケットボール部員でした。
背が低くて運動神経もあまり良くなかった私ですが、
何とか克服したいと思い、友達に誘われてバスケ部に入部しました。
補欠でしたが、ユニフォームをもらうことができ、
おそろいの格好良いユニフォームがとてもうれしかったのを覚えています。
私の学校のユニフォームは、赤いノースリーブと赤の短パンでした。
短パンは決してピッタリしていたわけではなく、男子と同様、
股下5センチほどのマラソン選手が履いているような短パンです。
当時は皆これでしたので、決して珍しくはなく、ごく普通でした。
短パンの下にはブルマやスパッツなどを履くこともなく、
パンツの上に直接短パンを履いていました。
なので、体育座りの時にはチラッとパンツが
見えそうになることもあったように思いますが、あまり気にしてはいませんでした。
ユニフォームを着るのは試合の時だけで、練習の時は学校の指定ジャージでしたので、
パンツのことまで全然気にしていませんでした。
しかも私の中学校は、なぜかブラジャーをしない女子が多く、
試合の時には胸が揺れていてとても見苦しかったのを覚えています。
その上、少し体格の良い子は短パンにパンツの線がくっきりと出ていて、
これも何とかならないかなあと思春期の女子心に思っていました。
男子は男子で、トランクスを履いていると見えてしまいそうでしたので、
試合の時はブリーフでも履いていたのでしょうか?
聞いたことは無いので分かりませんが、皆見えてはいませんでしたので、
何かしら工夫していたのだと思います。
その後、私はバスケをやめて吹奏楽に熱中してしまうのですが、
ふと思い出したユニフォームのことがとても懐かしくて、
中学時代の楽しかった思い出と一緒に心の引き出しから出して眺めてみました。