バスケの練習が終わり、私は喉が渇いたので、

冷水器のあるロビーに行きました。

 

すると、既に多くのクラブ生達が列を作って待っていました。

 

私も列の最後に並んだのですが、

私の前には、いつも仲良しの二人の

小百合(さゆり)ちゃんと美登里(みどり)ちゃんがいました。

 

順番待ちをしている時も、ずっと二人は話をしたり、

ふざけ合ったりしていました。

 

そして、小百合ちゃんに順番が回って来た時の事。

 

水を飲もうとしたところ、美登里ちゃんが、

小百合ちゃんの両脇に手を伸ばし、コチョコチョしました。

 

「きゃっ!止めなさいよ、水が飲めないじゃない」

 

しかし、美登里ちゃんは止めずに、またコチョコチョします。

 

さすがに小百合ちゃんもキレたのか、

「もうっ!いい加減にしなさいよっ!(怒)」

 

美登里ちゃんに向かって横蹴りをしました。

 

バスケ少女009

イラスト by 浅葱



しかし、美登里ちゃんは、小百合ちゃんの蹴りを

うまくかわした為、当たりはしませんでした。

 

しかし、さすがに脚の長い小百合ちゃんの横蹴りは、

後ろで待っている私まで届くのではないかと思うぐらい

リーチがあって、ビックリしてしまいました(笑)。